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11 バイオリン少年がやってきた

まだ13歳なのでM君としておこう。

 

先月、西荻窪のTERRAに出演したあと、坊主頭の少年が話しかけてきた。

「僕バイオリンをやっています。今日はとても感動しました。こんな素晴らしい演奏ができるなんて!」

物怖じすることもなく、楽しそうに自分の夢を語る、底抜けに明るい少年だ。

それがM君との出会いだった。

 

その彼がつい先日、藤野にやってきた。

もちろん、バイオリンを持って、お母さんが運転する車に乗って。

 

ここは山奥だから何もないが、自然はたっぷりある。

庭からは夏の日差しが差し込んで、草のにおいが優しい。

 

僕と彼は、思いつくままにセッションを楽しんだ。

「スカボロー・フェア」とかアイリッシュの「サリー・ガーデン」とか、「ロンドンデリーの歌」とか。

とにかく13歳で中学二年生とは思えないほど、引き出しが多い。

クラシックではなく、ジャズバイオリニストの先生に師事しているとか。

型にはまった演奏ではない自由な感性に、僕の魂は揺さぶられた。

 

彼は、生まれつき「小脳低形成」という障害をもって生まれてきた。

それで、不自由な体を克服するためにバイオリンを始めたそうだ。

彼はとてもひょうきんで明るいが、負けず嫌いでチャレンジ精神旺盛なので、めきめきと上達し、バイオリンを弾くことに関してはほぼ障害を克服したように見える。

それでも、今の先生の門をたたくときは再三断られたそうだが、親子で粘り強く頼み込んだ。

 

「よし、今から『すずかけの家』に行こう!」

近くにある、古民家をリフォームした宅老所のことだ。

僕らは喜び勇んで出かけた。

いきなり押しかけての演奏会だったが、そこは音楽好きな利用者さんとスタッフ。

みんなで歌ったり、彼のひょうきんな話に笑ったり、いつまでも幸せな時間を過ごした。

 

素敵なM君。

いずれまた、みんなにも紹介するよ。

 

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☆ライブのお知らせ☆

※芳晴メインではないライブも載せています

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2010年6月14日(月) 祥子&Radish in 中目黒 楽屋

葛飾の女王、祥子のバースデーライブ。

芳晴は二胡で参加します。

マーク・イースト(GG) 芳晴(二胡)前田智之(AG) 古川はじめ(Perc)

6:00 開場 ①19:30~ ②21:00~

中目黒 楽屋

〒153-0051

東京都目黒区上目黒2-15-6

目黒銀座商店街二番街中程

二番街の大きな看板(真下の右側)が目印

Tel/Fax   03-3714-2607  03-3714-2607

E-Mail   music@rakuya.net

2010年6月16日

芳晴ライブ in 新小岩CHIPPY

出演:芳晴 (歌 ギター 二胡 他)

平方トーマス元 (キーボード 歌)

①20:00 ②21:00 ③22:00

music charge ¥2000

music bar CHIPPY

東京都江戸川区松島3-15-10 2F

Tel  03-3653-1253

総武線新小岩駅からアーケード商店街をまっすぐ、徒歩10分。

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